太陽光発電システムとは、シリコン半導体の光電効果を利用した太陽の光エネルギーを直接電気エネルギーに変換するしくみです。建物の屋根などに太陽電池を取り付け、太陽電池で作られた電力をパワーコンディショナにより一般的な電気機器に利用できる電力に変換します。

また、太陽光発電によって得られた電力の余剰分は電力会社に売ること(売電)ができ、不足分はこれまで通り買うこと(買電)ができます。太陽光発電システムは電力発生、売電、買電すべてにおいて自動的に運転し利用者の操作を介さず電力の安定供給を確保します。
発電した電気を無駄なく活用することができる上、太陽の光という無尽蔵のエネルギーを活用するため、災害で停電になった時でも太陽が照っていれば電気を使うことができる、環境に優しく経済的なシステムです。

太陽光発電の最大のメリットは、エネルギー源が無尽蔵で、クリーンである点です。石油を燃焼させて電気を起こす火力発電のように、発電時にCO2(二酸化炭素)や、SOX(硫黄酸化物)、NOX(窒素酸化物)などの大気汚染物質を発生させることがありません。
ちなみに、結晶系シリコン太陽電池によるCO2削減効果は、1kWシステム当たり年間で314.5kg。原油削減量 は、1kWシステム当たり年間で227リットルになります (出典:太陽光発電協会「公共・産業用太陽光発電システム」)。

太陽光発電は、導入するシステムの規模に関係なく発電効率が一定です。設置する場所の広さに合わせて自由に規模を決めることができるため、一般家庭から大規模施設まで、それぞれの施設に合ったシステムを設置することができます。騒音や排出物もないので、日射量さえ確保できれば、設置場所を選びません。屋根や屋上などへの設置のほか、近年ではビルの壁に設置するケースも増えています。

太陽光発電システムは構造的にシンプルであるため、ほかの発電システムに比べメンテナンスも簡単です。システムの寿命も比較的長く、現在、太陽光発電に用いられる太陽電池の耐用年数は、20年以上とされています(設置場所などの諸条件によって変わります)。

地球温暖化対策の一環として、太陽光発電を普及拡大させるため、2005年度に終了していた国による補助金制度が復活致しました。太陽光発電を住宅に設置する場合、国より1KWあたり4.8万円が補助されます。また、都道府県や各市町村でも補助金制度がございます。